どくだみ茶

「どくだみ」は日のあたらない場所に自生する植物で、生薬として湿布したり、香草として料理に用いられています。生薬としては抗菌作用・利尿作用・動脈硬化の予防などの効果があります。ベトナム料理や中華料理に用いられていますが、日本でも天ぷらとして出されることがあります。身近なところに生えているため、自宅でも取り入れやすい植物です。そんな「どくだみ」を使った「どくだみ茶」について紹介します。

「どくだみ」ってどんな植物?

「どくだみ茶」の「どくだみ」ってどんな植物なのでしょう。「どくだみ」はドクダミ科ドクダミ属の植物で、本州〜沖縄まで広い範囲で自生しています。「どくだみ」と呼ぶようになったのは割と最近のことで、毒を矯める(矯正する)という言葉が変化して「どくだみ」と呼ぶようになりました。江戸時代まではしぶとい草という意味で、「しぶき」と呼んでいたんですよ。日本で最も有名な薬草ではないでしょうか。ハート型の葉をしているのが特徴で、揉むと独特のにおいを発します。5月下旬〜初夏が収穫に適していて、この時期は小さな花を咲かせます。口に入れるものですから、収穫をするなら、なるべくきれいな自然環境の中で「どくだみ」を収穫しましょう。「どくだみ」を収穫したら、自宅で栽培することができます。庭やプランターなどに植えることで、必要なときに遠くまで採りに行かなくても「どくだみ」を摘むことができます。日陰に植えて水分をしっかり与えます。

「どくだみ」の使い方

「どくだみ」には「乾燥どくだみ」と「どくだみ青汁」があります。「乾燥どくだみ」は収穫した「どくだみ」をきれいに洗い、風通しの良いところに3〜5日間吊るしておきます。乾燥したら適当な大きさに切って保存します。乾燥させておくと、生の状態で使うより日持ちがします。たまに取り出して更に乾燥させることで甘味が増します。「どくだみ茶」を作るときはこの「乾燥どくだみ」を使うので、飲む分だけを取り出して使います。「どくだみ青汁」の場合は生の「どくだみ」を化粧水や入浴剤に使う方法です。

「どくだみ茶」の効能

「どくだみ」は古くから薬として利用されてきました。「どくだみ」には10の効能があるといわれています。妊娠中に「どくだみ茶」を飲むと赤ちゃんの肌が白く強くなるといわれていますが、飲用する際は医師と相談してから飲むようにしてください。

  • イソクエルシトリン…便秘解消・血行促進・健胃に効果があります。血行を促進することで肩こりや冷え性にも効果があります。ほかにも利尿作用によって体の毒素を排出したり血圧を下げる働きもあります。
  • デカノイルアセトアルデヒド…「どくだみ」のにおいの素で、にきび・おでき・アトピー・水虫などの肌トラブルに効果があります。生の「どくだみ」のもので、乾燥した「どくだみ」では効果を発揮しません。

「どくだみ茶」の選び方

市販の「どくだみ茶」の場合、「どくだみ」だけを使用したものと、数種類ブレンドしたものがあります。数種類ブレンドした「どくだみ茶」には、茶葉だけでなくローヤルゼリーなどの栄養を加えた「どくだみ茶」や、ミネラルウォーターにこだわった「どくだみ茶」もあります。肌が気になる人は「はと麦」をブレンドしたもの、便秘が気になる人はゲンノショウコをブレンドしたものというように、ダイエットや健康維持など目的に合わせて選ぶのが良いでしょう。また、いろんな「どくだみ茶」が出回っているので、どのくらい「どくだみ」が含まれているのか?値段と品質が合っているか?飲みやすいか?などを確認して選びましょう。

「どくだみ茶」のレシピ

材料

「乾燥どくだみ」10g、水600cc

作り方

  1. 乾燥させた「どくだみ」をフライパンで炒ります。
  2. 「どくだみ」をお茶のパックに詰め、鍋に水と「どくだみ」を入れて弱火で煮出します。
  3. 沸騰したら弱火で水分が半分くらいになるまで煮詰めてできあがりです。アイスティーにする場合は、粗熱を取って冷蔵庫で冷やすか、グラスに氷を注いで「どくだみ茶」を注ぎます。

「どくだみ茶」の飲み方

1日に2〜3回、食間に飲むようにします。「どくだみ」の風味が飲みにくいと感じる方は、麦茶やウーロン茶などほかのお茶とブレンドしたり、はちみつやミルクを加えてみても良いでしょう。適量は1日10〜15gです。体調に合わせて濃度や量を調節してくださいね。

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